今回は
「漫画バビロンの大富豪」
を5分でざっくり理解できる内容にまとめました。
この漫画を知ったのはオリエンタルラジオのYouTube大学で知ったので、実際に読んでみました。
かなりわかりやすく、面白くこの漫画について解説されていますので、時間のある方は見てみてください。
この本の大まかなストーリー
考古学者の「大場」という人物が友人の依頼で黄金の法則が書かれた粘土板を解読していく物語です。
黄金の法則を解説するにあたって、ここから物語はバビロニア(バビロン)という国にに舞台がうつります。
武器職人の息子「バンシル」は貧乏な少年です。
貧しくはあるものの、お金持ちになる才覚があることをバビロン一のお金持ち「アルカド」が感じ取ります。
それからバンシルはアルカドから大富豪になるための知恵を授かります。
ある日、アルカドはバンシルの前に2つの袋を出します。
アルカド
「片方の袋には知恵が入っている。もう片方には袋いっぱいの金が入っている。どちらか一方を手に入れられるとしたら、どちらを望む?
バンシル
「知恵です。お金は目の前の幸せを手に入れられるかもしれないけど、その先の幸せは手に入れられない」
アルカド
「お金よりも知恵が大事というなら、旅に出てそれを証明してみろ。知恵の方が大事なら、この2つの袋いっぱいにお金を増やせるはずだ。」
バンシルは知恵が大事である、ということを証明するために旅に出ます。
解読を終えたとき、大場が身につけたことは?手に入れたものは?というような物語です。
アルカドの教え
さっそくですが、アルカド教えてくれた7つの教えが以下のものです。
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来に生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
知恵の袋に入っていたものは?
色々なことがあってバンシルは無一文になります。手元に残ったのは知恵の袋だけとなってしまったので、知恵の袋を開けます。
アルカドから授かったその知恵の袋には粘土板が入っていました。それには5つの黄金法則が書かれています。
- 家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう
- 黄金に稼げる勤め先を見つけてやり持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように懸命ならば黄金は懸命に働くだろう
- 黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう
- 自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防御に秀でた者が否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう
- 非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう
この5つの黄金法則を知り、バンシルはもう一度大富豪を目指します。
働く意味とは
バンシルはバビロニア王女と結婚します。
数年後、王女の弟である王子ハダンが奴隷に容赦なくこき使います。ハダンは仕事とは貧乏人がするもの。金を持っている者は働く必要がない。そういった考えを持っています。
ハダンはバンシルに問います。
ハダン
「働く必要ってあるんですかね?」
バンシル
「人に感謝されるように今、懸命に仕事をする。そのことが一番大事でそれを続けていれば光が差す。その光はお金だけじゃなくて心を満たす。
感謝されるために働く、お金はおまけみたいなものだ。」
お金があるだけでは幸せにはなれない。お金持ちでも働いているのはそれが理由ということをこの本では語っています。
大場はどうなったのか?
解読を終えて大場は大切なものが何かに気づかされます。
冒頭では説明しませんでしたが、大場は仕事を失い家族に見捨てられかなりのダメ人間です笑
この粘土板を解読した時に、大場はどんな行動をしたのか?
クライマックスは是非、本で読んでください。
まとめ
マンガということで、読みやすいですがそれなりに時間がかかりました。
理解しながら読まないと意味ないですしね。
理解したら後は実践するのみです。
「お金持ちになりたければお金持ちが実践していることを聞き、自分も実践する」
これはこの本に書かれている不変の心理です。
お金に惑わされないためにも、是非この本を読んで勉強しましょう。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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